Ruby Princess
Grand class ・ 2023年改装 ・ アラスカ・ハワイ
2008年就航のグランドクラス後期船で、2023年に改装済み。サンフランシスコを母港とする西海岸の主力船として、夏は10泊前後のアラスカ往復、そのほかハワイ16泊やカリフォルニア沿岸の短期航路を担当する。新造船に比べれば設備は控えめだが、そのぶん価格帯が現実的で、同じアラスカでも費用を抑えたい場合の選択肢になる。市街地に近いサンフランシスコ発着という乗下船のしやすさも実用面での利点。
一目で比較
客室(ランク別)
| 客室 | 広さ | 定員・ベッド | 特徴 | リンク |
|---|---|---|---|---|
インテリア(内側)ステートルーム 船内最多勢力の一つ(約160平方フィート、436室)。窓・バルコニーはないが、シャワー付きバスルーム・冷蔵庫・薄型テレビ・デジタルセーフなど基本設備は他カテゴリーと共通。2018年ドライドックでプリンセス・ラグジュアリー・ベッドを全室導入済み。車椅子対応客室の一部もこのカテゴリーに含まれる。 436室 | 14.9㎡ | 2〜4名 プリンセス・ラグジュアリー・ベッド(クイーンサイズ/ツイン分割可) | バリアフリー | 公式デッキプランで客室配置を確認 |
オーシャンビュー(海側)ステートルーム 固定窓(一部ポートホール・視界が遮られるobstructed viewあり)付きのカテゴリー(約160〜190平方フィート、218室)。バルコニーはないが内側客室より自然光が入る。 218室 | 14.9–17.7㎡ | 2〜4名 プリンセス・ラグジュアリー・ベッド(クイーンサイズ/ツイン分割可) | 窓バリアフリー | 公式デッキプランで客室配置を確認 |
バルコニー付きステートルーム(標準/デラックス) 船内最大勢力のカテゴリー(約170平方フィート+バルコニー約4〜8平方メートル、680室)。全アウトサイド客室(1,106室)の約8割にあたる約882室がバルコニー付きという構成。2017年に「Club Class」ミニスイート同様の優先ダイニング特典を持つバルコニーカテゴリーが一部導入された。 680室 | 15.8㎡ | 2〜4名 プリンセス・ラグジュアリー・ベッド(クイーンサイズ/ツイン分割可) | バルコニー連結可バリアフリー | 公式デッキプランで客室配置を確認 |
ミニスイート(クラブクラス含む) 約275平方フィート(バルコニー含む)のリビングエリア付きミニスイート(168室)。2017年以降、一部がクラブクラス化され優先ダイニング等の特典が付帯するようになったが、無印のミニスイートには付帯しない。 168室 | 25.5㎡ | 2〜4名 プリンセス・ラグジュアリー・ベッド(クイーンサイズ/ツイン分割可)+ソファベッド | バルコニー | 公式デッキプランで客室配置を確認 |
スイート(バルコニースイート/オーナーズスイート含む) 約305〜330平方フィートのバルコニースイートから、上位のS3(約380平方フィート)、オーナーズスイート相当のS2(約410平方フィート)までを含むカテゴリー(S2〜S6合計28室)。2ベッドルームのファミリースイート(S8、約340平方フィート+バルコニー、6名収容)を1室備える。全室リザーブ系の優先乗下船・優先ダイニング特典の対象。 28室 | 28.3–38.1㎡ | 2〜6名(2ベッドルームのファミリースイートは最大6名) キング/クイーンベッド(ツイン分割可)。上位スイートは独立したリビングエリア付き | バルコニーコンシェルジュ連結可バリアフリー | 公式デッキプランで客室配置を確認 |
※ 公式・信頼できる情報に基づく概算。実際の客室は船・カテゴリ・時期で異なります。リンク先は原則として公式ページ(未確認を含む)。
ダイニング
デッキ6のメインダイニングの一つ。Michelangelo Dining Roomと共通のローテーションメニューを提供し、固定シーティングと「Anytime Dining」的な予約・ウォークイン運用が併存する。
営業: 朝食7:30〜9:30目安、夕食は前半/後半2回制シーティングまたは予約制フレキシブルダイニング(17:00〜22:00の間)
デッキ5のメインダイニング。Da Vinciと共通メニューのローテーション制。
営業: 夕食17:00〜22:00目安
デッキ15船尾の無料ビュッフェ。カービングステーション・サラダバー・各国料理・デザートなど複数ステーション制。
営業: 朝食6:30〜11:30、昼食11:30〜15:30、軽食15:30〜17:30、夕食も終日提供
ピアッツァ内の24時間営業カフェ。軽食は運賃込みだが、ラテ・カプチーノ等のスペシャルティコーヒーは飲料パッケージ非加入の場合は別料金。
営業: 24時間営業
着席式のピッツェリア。窯焼きの本格ナポリピザを無料で提供する。
営業: 11:30〜22:00目安
プールデッキの無料ファストフード・スタンド。バーガー・ホットドッグ・フライドポテト・タコスを提供し、ベジタリアン対応も可能。
営業: 11:00〜22:00目安
アトリウム(ピアッツァ)にあるワインバー。豊富なワイン・シャンパンリストをグラス単位で提供し、アンティパスト・タパス系の軽食を添える。食事自体はメニュー提供の軽食で、飲み物は1杯ごとの課金制。
- アンティパスト盛り合わせ
- チーズプレート
アトリウム内の寿司バー。握り・刺身に加え、冷酒・カクテル・グラスワインを提供する単品注文制の店。
- 握り寿司・刺身盛り合わせ
- 巻き寿司
プリンセス伝統のステーキハウス。プレミアムビーフの各カットとシーフードが中心。
- クラブケーキ
- プレミアムビーフチョップ
- シーフードプラッター
プリンセス伝統のイタリアン・トラットリア。アンティパスト・手打ちパスタ・肉魚のメインをコースで提供。
- アンティパスト盛り合わせ
- 手打ちパスタ
- ティラミス
少人数限定、エグゼクティブシェフ自らが厨房裏話を交えて振る舞う特別体験型コース。事前登録制。
- エグゼクティブシェフ監修マルチコーステイスティングメニュー(ワインペアリング付き)コースに込み
設備・アクティビティ
Spafinder Wellness 365で「Best Spa on a Cruise Ship」に選出された実績を持つスパ。マッサージ・フェイシャル・アロマストーンセラピー・海泥デトックスラップなどのトリートメントに加え、アロマテラピー・サーマルスイートを備える。
18歳未満入場不可の屋外リラクゼーションデッキ。専用ラウンジチェア・プライベートカバナを備え、専属「Serenity Steward」がシグネチャードリンク・軽食・屋外マッサージ(有料)を案内する。
Grand級の伝統である展望型ナイトクラブ。船体の煙突脇(Grand級オリジナルの船尾張り出し配置とは異なる位置)にあり、フルサービスバーでダンス・ライブ音楽を楽しめる。
プールデッキの大型LEDスクリーンでの無料野外シアター。ブランケット貸出・ポップコーンサービス付きで映画・コンサート中継等を上映する。
年齢別のキッズ&ティーンセンター(3〜7歳Princess Pelicans、8〜12歳Shockwaves、13〜17歳Remix)。ビデオゲーム・映画・工作・フーズボール等を無料で提供。専用の乳幼児ナーサリーは確認できず。
有酸素マシン・ウェイト設備を備えるジム。一部のグループレッスンやパーソナルトレーニングは有料。
吹き抜けの多目的アトリウム。International Café・Vines・Ocean Terrace等が周囲に並ぶ社交拠点で、ライブ音楽・催しの舞台にもなる。
料金の見取り図
- 食事(主要レストラン)込み
- アルコール別料金
- チップ別料金
- Wi‑Fi別料金
- 専門レストラン別料金
- 寄港地観光別料金
基本運賃(Princess Standard)はメインダイニング・ビュッフェ等の食事のみ込み。Princess Plus($65/人/日前後)は飲料パッケージ(1杯$15まで)・Wi-Fi1台・チップ・カジュアルダイニング特典が付帯。Princess Premier($100/人/日前後)はさらにWi-Fi4台・専門レストラン食べ放題・優先案内等が加わる上位プラン(全社共通プランで、Ruby Princess固有の価格差は確認できず)。
- 有料ドリンク(ビール1杯)約1,300円 / $7〜$7.50(+18%サービス料)
- 有料ソフトドリンク・水約650円 / $3〜$4(+18%サービス料)
- 有料ドリンクパッケージPrincess Plus($65/人/日前後)に1杯$15までのドリンクパッケージ(ビール・ワイン・カクテル・ソフトドリンク等)・Wi-Fi1台・チップ込み。Princess Premier($100/人/日前後)は上限$20・専門レストラン食べ放題・Wi-Fi4台等が加わる(全社共通プラン)
- 有料Wi‑Fi7泊程度で単体購入$175前後
- 有料チップ(自動サービス料)1日 約2,800円
- 有料専門レストラン1名 約5,500円〜
- 有料スパ(60分)約27,000円〜 / $149〜(50分マッサージ目安)
- 有料ランドリーセルフサービスのコインランドリー(洗濯・乾燥各$2〜3程度)。有人クリーニング/プレスは別料金。Captain's Circleエリート会員は一部無料
- 寄港地観光寄港地観光(ショアエクスカーション)は内容・寄港地により別料金。事前予約サイトまたは船内デスクで追加購入する。
※ 円は為替で変動する概算目安。各レストランのメニュー価格は船内通貨のまま表示。
子連れ・大人専用・実務情報
- ・ユースセンター(プリンセス・ペリカン/ショックウェーブス/リミックス) — 年齢別のキッズ&ティーンセンター(3〜7歳Princess Pelicans、8〜12歳Shockwaves、13〜17歳Remix)。ビデオゲーム・映画・工作・フーズボール等を無料で提供。専用の乳幼児ナーサリーは確認できず。
- ・ザ・サンクチュアリ — 18歳未満入場不可の屋外リラクゼーションデッキ。専用ラウンジチェア・プライベートカバナを備え、専属「Serenity Steward」がシグネチャードリンク・軽食・屋外マッサージ(有料)を案内する。
- ・ガッツビーズ・カジノ&バー — デッキ6のカジノ。スロット・ブラックジャック・アメリカンルーレット・ダイステーブル等を備え、公海上でのみ営業。ゲーム講習も開催。
- 船内通貨
- USD
- チップ
- 「Crew Appreciation」という名称で1日ごとに自動的に船内アカウントへ課金される仕組み。事前決済も可能。Standard運賃の乗客は毎日自動加算されるが、金額はGuest Servicesで調整可能(廃止はできないが増減の相談は可)。Princess PlusまたはPrincess Premierパッケージを購入していれば、このCrew Appreciationはパッケージ料金に含まれ別途請求されない。なお2026年3月から飲食料金にかかるサービスチャージも18%から20%に引き上げられた。
- 支払い
- 船内キャッシュレス
- コンセント
- デスク周辺に北米仕様Type A/B(110V)コンセントが基本2口。Regal/Royal/Enchanted/Sky/Discovery Princessなど一部の船は追加でヨーロッパ丸ピン(220V)ソケットも設置。Sky Princessなど比較的新しい船はベッドサイドランプにUSB Type-A充電ポートを内蔵(2〜3口)。コンセント数は船・キャビンタイプにより差があり、サージ防止機能なしの多口タップ持参は許可されている。 / 110V/60Hz(北米仕様が標準。船によっては220V欧州ソケットも併設)
- ドレスコード
- 基本はカジュアル〜スマートカジュアル(女性はワンピース・スラックス、男性は襟付きシャツなど)で、クルーズ全体を通じてこのドレスコードが中心。フォーマルナイトのみ女性はカクテルドレス、男性はスーツ・タキシード等の装いが推奨されるが、ドレスアップしたくない場合はビュッフェやカジュアルレストラン、ルームサービスで過ごすことも可能で強制力は緩やか。 / クルーズ日数に応じて設定され、目安は4〜6泊ごとに1回。1〜4日の短いクルーズには設定なし、5〜6日で1回、7〜13日で2回程度が一般的。
- 医療施設
- 医師・看護師が24時間体制で乗船しているが、医師は独立契約者であり受診は有料。目安として通常診療時間内の問診で$100前後、時間外はより高額($165程度)、客室への往診はさらに高額($205程度)になるケースがあるとされる。船内では旅行保険を直接使うことはできず、いったん船内アカウントへ請求された後、下船後に自身の保険会社へ領収書を提出して払い戻しを申請する形になる。
- 喫煙
- 客室・バルコニーは電子タバコ含め全面禁煙(違反時$250の罰金が課される)。喫煙可能なのは「Designated Smoking Areas」に指定された一部の屋外デッキ・シガーラウンジ・ナイトクラブの一部エリアのみ。カジノは原則禁煙だが、指定されたスロットマシンでのプレイ中に限り喫煙可(テーブルゲームエリアは禁煙)。レストラン・シアター等の飲食・娯楽施設も全て禁煙。
- 持ち込み
- 21歳以上(飲酒可能年齢)の乗客1人につき750mlのワインまたはシャンパン1本のみ乗船時の持ち込みが可能で、客室内で飲む分にはコルク代がかからない。ビール・スピリッツ類の持ち込みは禁止で発見時は没収される。追加の持ち込みボトルやレストラン等の公共エリアで開栓する場合は、本数に関わらず1本あたり$20のコルク代が発生する。寄港地や免税店で購入した酒類は下船日まで船側が預かる。
- 携帯・通信
- 衛星通信を使った「Cellular at Sea」(Wireless Maritime Services経由)により、契約キャリアがローミング提携していれば洋上でも通常の携帯電話利用が可能。ただし洋上ローミングは$2〜6/MB程度と高額になりがちで、事前にキャリアの洋上クルーズ向けパッケージの有無を確認するのが望ましい。MedallionNet Wi-Fiを契約すればWhatsApp・FaceTime Audio・Wi-Fi通話などデータ通信ベースの通話アプリが利用でき、通信コストを抑えたい場合はWi-Fi経由が現実的な代替手段になる。
- 日本語対応
- スタッフ 一部メニュー 一部アナウンス 一部
乗船・雰囲気・リンク
- 日本発着: なし
- 母港: サンフランシスコ(米国。2026〜2027年のアラスカシーズンの主要拠点)・フォートローダーデール(米国。冬季カリブ海・回航クルーズの拠点になる時期あり)
- 発着港: サンフランシスコ・フォートローダーデール
- 全世代向け
- 2008年フィンカンティエリ(イタリア)建造のGrand級最終船(設計上はCrown級とも案内される改良型)。The Sanctuary・Movies Under the Stars・Lotus Spaなどプリンセスの王道要素をひととおり備えた中大型の主流クルーズ船で、派手なギミックよりも伝統的で落ち着いた洋上リゾートの雰囲気が中心。2020年に新型コロナウイルスの集団感染でオーストラリアの初期感染の1割超に関与したとされ大きく報道された経緯がある。
- 2026年時点はサンフランシスコ拠点のアラスカ・太平洋岸クルーズを中心に運航し、北米(米国・カナダ)を中心とした欧米系の乗客が主体。日本発着・日本語対応の実績は確認できず、日本人乗客への配慮は他の日本発着船に比べて薄いと考えられる。
ディーゼル電気推進方式を採用するGrand/Crown級の一員。LNG燃料化や大規模なエアルブリケーション後付けなど、姉妹船Diamond Princessで見られたような固有の環境改修は本船では確認できず。2018年ドライドックで客室・娯楽設備の刷新が行われた。
この船のキャラクター
- ・費用を抑えたアラスカ
- ・ハワイ往復クルーズ
- ・西海岸発着の手軽な旅
- ・最新設備を重視する人
- ・大規模なキッズ施設を求める家族
この船で行ける航海
アラスカ 10泊11日 サンフランシスコ発着
ハワイ諸島 16泊17日 サンフランシスコ発着
- https://www.seatrade-cruise.com/ship-operations/princess-cruises-sending-8-ships-to-alaska-in-biggest-2026-season
- https://www.princess.com/en-us/ships-and-experience/ships/ru-ruby-princess
- https://www.princess.com/deckPlans.do?shipCode=RU
- https://www.princess.com/news/backgrounders-and-fact-sheets/ruby-princess-fact-sheet
- https://www.cruisedeckplans.com/ships/Ruby-Princess
- https://en.wikipedia.org/wiki/Ruby_Princess
- https://www.princesscruisesblog.com/blog/ruby-princess-complete-restaurant-guide
- https://www.princess.com/cruise-dining/crown-grill
- https://www.princess.com/cruise-dining/sabatinis-italian-trattoria
- https://www.princess.com/cruise-dining/chefs-table
- https://www.princess.com/find/details/features/royal/MUTS.html
- https://www.cruisebooking.com/articles/princess-cruise-tips/sabatinis-on-princess-cruises-plus-menu
- + ほか 6 件の出典