Eurodam
Signature ・ 2023年改装 ・ アラスカ・カリブ海・バハマ
2008年就航のシグネチャー級1番船で、ヴィスタ級を拡大した設計。約8.6万総トン・定員約2,100名と船内の移動距離が短く、リピーターから「ちょうど良いサイズ」と評価されやすい。2023年にドライドックを実施済みで、2026年発表の大規模改装計画「Holland America Evolution」の対象6隻にも含まれており、今後さらに客室やダイニングが刷新される見込み。運用は夏がシアトル発着のアラスカ、冬がフォートローダーデール発着の東カリブ海が中心。
一目で比較
客室(ランク別)
| 客室 | 広さ | 定員・ベッド | 特徴 |
|---|---|---|---|
インサイド(内側)キャビン 窓のない標準的な内側キャビン。価格を抑えたい旅行者向けの入門カテゴリー。 低〜中層デッキに分散 | 13–21㎡ | 標準2名(一部カテゴリは最大3〜4名) ツインベッド(クイーンサイズへの変換可) | |
オーシャンビュー(窓あり)キャビン バルコニーはないが窓から海が見えるキャビン。ファミリー向けオプションもある。 各デッキに分散 | 16–25㎡ | 標準2名(ファミリータイプは最大4名) ツインベッド(クイーンサイズへの変換可)、ファミリータイプはソファベッド追加 | 窓 |
ベランダ(バルコニー付き)キャビン 最多カテゴリーの一つで、標準的なバルコニー付き客室。上位に「シグネチャースイート」(約37〜38㎡)も存在する。 各デッキに広く分散 | 20–35㎡ | 標準2〜4名 ツインベッド(クイーンサイズへの変換可) | バルコニー |
ネプチューンスイート スイートカテゴリー。専用ラウンジやコンシェルジュサービスなど、Pinnacle Suiteに次ぐ上位の特典が付く。 各デッキ。専用のNeptuneラウンジに近いエリアに集中配置 | 43–47㎡ | 最大4名 キングベッド(ツインへの変更可、Mariner's Dreamベッド) | バルコニーコンシェルジュ |
ピナクルスイート 船に1室のみの最上位スイート。約120㎡は船内他カテゴリーの2倍以上で、独立した居住空間を持つ。 1室 ・ 最上階(船首側) | 119–120㎡ | 最大4名 キングベッド(Duxiana製) | バルコニーコンシェルジュ |
※ 公式・信頼できる情報に基づく概算。実際の客室は船・カテゴリ・時期で異なります。
ダイニング
船尾側に位置する2層吹き抜け、収容約1,114名のメインダイニング。クルーズ料金に含まれ、毎晩メニューが変わるローテーション制。オープン/アサイン両シーティング対応。
営業: 朝食・昼食・夕食(日替わりローテーションメニュー)
テーマ別ステーションを備えた大型ビュッフェ。朝〜深夜まで幅広い時間帯に利用できる。
営業: 朝食・昼食・夕食・深夜軽食
プール脇のカジュアルグリル。バーガーやホットドッグを提供。
営業: 昼営業
リド・マーケット内のピザカウンター。サラダやデザートも提供。
営業: 終日(Lido Market内)
客室での食事提供。基本的にクルーズ料金に含まれる無料サービス。
営業: 朝食・終日・深夜
Bvlgari食器・Riedelグラス・Frette リネンを揃えた上質なステーキハウス。デッキ3、海を見渡す立地。
- プライムステーキ・チョップ各種(アラカルト)コース料金($52)に込み
- ベイクド・アラスカ(名物デザート)コース料金に込み
シグネチャー級2隻(Eurodam・Nieuw Amsterdam)限定のパンアジア料理店。デッキ11、静かな海側の立地。
- ウォクシアード・ロブスター+$28(サプリメント追加)
- パナンレッドカレーコース料金($35)に込み
- クリスピーダックコース料金に込み
リド・マーケットの一角を夜だけイタリアンレストランに転換するカジュアル店。パスタは毎日手打ち。
- 海老とあさりのスパゲッティコース料金($25)に込み
- オッソブーコ(マスカルポーネ・サフランリゾット添え)コース料金に込み
- ロブスターテール(ブロイル)+$15(追加料金)
設備・アクティビティ
デッキ9〜11にまたがるメインプール。可動式ガラス屋根を備え、天候を問わず利用できる。屋外大型スクリーンでの野外上映会も開催。
デッキ9後方の静かな大人専用プールエリア。ジャグジー2つを併設。
温水プール(ハイドロプール)・サーマルスイート・サウナ・美容サロンを備えたスパ施設。
有酸素・筋トレマシンを備えたジム。Greenhouse Spaと同じLidoデッキに位置。
海を見渡すピックルボールコート。
デッキ2ミッドシップのカジノ。スロット・テーブルゲームを設置し、シーデイにはトーナメントも開催。禁煙。
890席のメイン劇場。コンサート形式のプロダクションショーやコメディアン・マジシャンの公演、BBC Earthとの提携企画などを上演。2024年に新作4本の公演を導入。
米人気料理番組とのコラボによる125席の実演スタジオ(旧Culinary Arts Center)。船のシェフが実演・指導する。
船内最大の音楽会場。メンフィス・ブルースをテーマにしたB.B. King's All-Star Bandのライブ演奏。21時以降は21歳以上限定。
デュエリングピアノラウンジ。2人のピアニスト兼シンガーがヒット曲を演奏する。
Rolling Stone誌とのコラボによるライブ音楽会場。多人数編成のカバーバンドが出演し、船内で最も賑わうラウンジの一つ。
カジノ隣接のアートギャラリー兼カクテルバー。旧ディスコを改装した落ち着いたラウンジ。
船首側の展望ラウンジ。日中は眺めの良いくつろぎスペース、夜は社交的なバーとして機能。
コーヒーバー・ライブラリー兼カフェ。寄港地情報コーナー「Explorations Central」も併設。
デッキ10ミッドシップ、3〜12歳向け(3〜6歳/7〜12歳の2グループ制)。工作・ゲーム・スカベンジャーハントなどを開催。
免税ブランド品・雑貨等を扱う船内ショップ。
料金の見取り図
- 食事(主要レストラン)込み
- アルコール別料金
- チップ別料金
- Wi‑Fi別料金
- 専門レストラン別料金
- 寄港地観光別料金
基本運賃に加え、飲料・Wifi・チップ込みの「Have It All」パッケージを$60/名/日で追加購入可能。Neptune/Pinnacleスイートはこれらの一部特典が標準で付帯。
- 有料ドリンク(ビール1杯)約1,200円 / $7.75(缶/瓶ビール)
- 有料ソフトドリンク・水約400円 / $2.75(ソーダ類)
- 有料ドリンクパッケージSignature(ビール・スピリッツ・$12以下ワイン)$50.95/日、Elite(全飲料)$55.95/日(いずれも1名/日、+20%サービス料別途)
- 有料Wi‑Fi事前一括購入でやや割引
- 有料チップ(自動サービス料)1日 約2,700円
- 有料専門レストラン1名 約8,000円〜
- 有料スパ(60分)約18,000円〜 / $119(マッサージ最短メニューの目安)
- 有料ランドリー専用バッグに詰め放題の「Laundry By The Bag」$35(48時間仕上げ)のほか、週替わりパッケージ(7泊$63/14泊$126の洗濯+仕上げ、7泊$35/14泊$70の洗濯のみ)もある。
- 寄港地観光寄港地観光は都度課金のオプショナルツアー制。
※ 円は為替で変動する概算目安。各レストランのメニュー価格は船内通貨のまま表示。
子連れ・大人専用・実務情報
- ・クラブHAL(キッズクラブ) — デッキ10ミッドシップ、3〜12歳向け(3〜6歳/7〜12歳の2グループ制)。工作・ゲーム・スカベンジャーハントなどを開催。
- ・シービュー・プール(大人専用) — デッキ9後方の静かな大人専用プールエリア。ジャグジー2つを併設。
- ・カジノ — デッキ2ミッドシップのカジノ。スロット・テーブルゲームを設置し、シーデイにはトーナメントも開催。禁煙。
- 船内通貨
- USD
- チップ
- 「クルー感謝金(Crew Appreciation)」が船内会計に自動加算される仕組み。乗船後にゲストサービスで金額の増減・削除が可能。ただし飲食・スパ等への自動サービスチャージ(2026年6月から20%)は別建てで、こちらは調整不可。
- 支払い
- 船内キャッシュレス
- コンセント
- 各キャビンに米国式(Type A/B, 110V)と欧州式(Type C/F, 220V)のコンセントを最低各1口装備。新しめの船(コーニングスダム、ニュー・アムステルダム、ニュー・スタテンダム)は米国式2口・欧州式2口・USB2口。船によっては客室キーカードを差し込むと通電する節電スイッチ付き。 / 110V/220V両対応(船・客室により実装差あり)
- ドレスコード
- 通常夜はスマートカジュアルが基本(女性はスカート・ワンピースやスラックス+ブラウス、男性はスラックス+襟付きシャツ)。特別な夜は「ガラナイト」でイブニングドレスやカクテルドレス、男性はタキシード・ディナージャケットまたはダークスーツ+ネクタイが推奨されるが必須ではない。 / 6泊以下のクルーズで1回、7〜10泊のクルーズで2回が目安(航海日数に応じて回数が増える)
- 医療施設
- 全船に医療センターを設置し、専任医師・看護師が常駐。定期診療は1日2回の予約制+当日受付、緊急時は24時間対応。診察・投薬・検査・画像診断等はすべて有料(実費請求)で、旅行・医療保険の適用外となる場合が多い。
- 喫煙
- 客室および全バルコニーは禁煙で、違反時は1日あたり$250の清掃料が課される。喫煙は指定された屋外デッキエリアのみで可能。カジノの喫煙可否は船により異なり、Zuiderdam・Oosterdam・Westerdam・Eurodam・Nieuw Amsterdamは禁煙、それ以外の船は非喫煙日を除き喫煙可能な区画がある。
- 持ち込み
- 持ち込みはワイン・シャンパンのみ可(1本750ml以下、本数制限あり)。ビールや蒸留酒の持ち込みは不可。持ち込みワインは客室で飲む場合も含め1本$20のコルク抜き料金が発生する(HAL主催の寄港地ワイナリーツアーで購入した分は1人1本まで免除)。
- 携帯・通信
- 衛星回線を使った「Cellular at Sea」により沖合約6海里以降の国際海域で通話・SMS・データ通信が利用可能(一部船ではStarlink併用)。契約キャリアの国際ローミング料金に準じた課金となり、端末表示は「cellularatsea」「Shiproam」等になる。
- 日本語対応
- スタッフ 一部メニュー —アナウンス —
乗船・雰囲気・リンク
- 日本発着: なし
- 母港: シアトル(2026年夏季アラスカ発着)・フォートローダーデール(2026年秋冬季カリブ海発着)
- 発着港: シアトル・フォートローダーデール
- 全世代向け
- シグネチャー級の中型船らしい落ち着いた雰囲気に、Music Walk(3会場のライブ音楽エリア)やB.B. King's Blues Clubなど賑やかな要素も同居する。Rembrandt Dining Roomなど随所にオランダの美術・海洋の伝統をテーマにした内装が施され、上質さも感じさせる。
- 北米中心の50代以上のベテランクルーザーが主流。アラスカやカリブ海など寄港地重視の航海で、大型新造船の賑やかさより落ち着いた船旅を好む層に支持される。
ホランド・アメリカ・ラインは2026年に総額5億ドル規模のフリート改装計画「Evolution」を発表し、エネルギー効率改善などを段階的に進めている。船体・エンジンレベルの具体的な追加装備(スクラバー等)はEurodam固有の情報としては未確認。
この船のキャラクター
- ・アラスカと東カリブ海の定番航路
- ・中型船の落ち着いた雰囲気を好む人
- ・寄港地を多く回りたい人
- ・最新の大型設備を求める人
- ・キッズ向け施設が充実した船を探すファミリー
- ・豪華絢爛なショーを期待する人
この船で行ける航海
アラスカ エクスプローラー 7泊8日 シアトル発着
東カリブ海 サンファン&セントトーマス 8泊9日 フォートローダーデール発着
- https://en.wikipedia.org/wiki/MS_Eurodam
- Holland America Line 公式サイト
- https://cruises.soulatsea.com/holland-america-line-eurodam-stateroom/
- https://cruisetipstv.com/holland-america-eurodam-menus-restaurant-guide/
- https://www.alwaysbringsunscreen.com/holland-america-eurodam-alaska/things-to-do
- https://cruisemaven.com/holland-america-eurodam-refurbishment/
- https://www.seatrade-cruise.com/refurb-design-interiors/-500m-evolution-largest-fleet-update-in-holland-america-history
- https://thepointsguy.com/cruise/reviews/eurodam-cruise-ship-review/
- https://www.travelpulse.com/news/cruise/holland-america-line-s-canaletto-menu-updated-with-fresh-pasta-new-dishes
- https://benanddavid.cruises/blog/holland-america-suite-experience
- https://phytomerspaetoile.com/how-much-is-spa-pass-on-eurodam-get-pampered-without-breaking-the-bank/
- https://www.specialneedsatsea.com/cruise-accessibility/holland-america/ms-eurodam/
- + ほか 2 件の出典