Costa Smeralda
Excellence class ・ 2025年改装 ・ 地中海・中東・ドバイ
コスタの旗艦で、LNG(液化天然ガス)を燃料に使う同社初の船。約18.5万総トンという規模を活かし、11層吹き抜けの中央アトリウムやウォータースライダー、複数の専門レストランを備える。船内デザインはイタリアの各地方をモチーフにしており、家族連れや初めての大型船クルーズに向く。夏は地中海、2026-27年の冬はドバイを母港に中東を巡る。
一目で比較
客室(ランク別)
| 客室 | 広さ | 定員・ベッド | 特徴 |
|---|---|---|---|
インテリア(内側)キャビン 全2,600室超のうち788室と最多カテゴリーの標準的な窓なし客室。姉妹船コスタ・トスカーナと同一の15㎡設計。 788室 ・ デッキ4〜5、8〜12、14〜17 | 15㎡ | 最大4名 ツインベッド(キングサイズに変換可)、ソファまたはプルマン式ベッドで3〜4人目に対応 | |
オーシャンビュー(窓あり)キャビン 大型の非開閉式窓が付く客室。バルコニーはないが客室面積は23㎡とバルコニーキャビンより広め。姉妹船と同数168室。 168室 ・ デッキ4〜5 | 23㎡ | 最大4名 ツインベッド(キングサイズに変換可) | 窓 |
バルコニー付きキャビン 1,522室と全カテゴリー中最多の主力カテゴリー。専用バルコニー(約4㎡)付き。姉妹船コスタ・トスカーナ(1,534室)とほぼ同数。 1522室 ・ デッキ5、8〜12、14〜17 | 19㎡ | 最大4名 ツインベッド(クイーンサイズに変換可)+ソファベッド | バルコニー |
テラス スイート 客室サイズはバルコニーキャビンと同じ19㎡だが、家具付きパティオ席のある大きめのステップアウト式バルコニー(約8㎡)が特徴の中間グレード。姉妹船と同数106室。 106室 ・ デッキ8〜9 | 19㎡ | 最大4名 ツインベッド(キングサイズに変換可)+ソファベッド | バルコニー |
スイート(船尾寄りバルコニースイート) 27㎡+バルコニー5㎡の船尾寄りスイート。姉妹船コスタ・トスカーナ(20室)より少ない14室のみで、より希少なカテゴリー。 14室 ・ デッキ8〜15(船尾寄り) | 27㎡ | 最大4名 ツインベッド(キングサイズに変換可)+ソファベッド | バルコニーコンシェルジュ |
グランドスイート(船首向き) 船内最上位、全8室のみの船首向けグランドスイート。33㎡の居室+9㎡のラップアラウンドバルコニーを持ち、サイズ・室数とも姉妹船コスタ・トスカーナと完全に一致する同一設計。 8室 ・ デッキ9、11、12、17(船首側) | 33㎡ | 最大4名 キングベッド(ツインから変換可)+リビングのソファベッド | バルコニーコンシェルジュ |
※ 公式・信頼できる情報に基づく概算。実際の客室は船・カテゴリ・時期で異なります。
ダイニング
デッキ5〜7に分散する4つのメインダイニングルーム。コンメディア・デッラルテの仮面キャラクターにちなむ名称(アルレッキーノ=道化師ハーレクイン、メネギーノ=ミラノの仮面、ルガンティーノ=ローマの仮面、コロンビーナ=女道化師)で、姉妹船コスタ・トスカーナ(トスカーナ地方の地名を冠した5会場)とは命名テーマが異なる。デザイナー Jeffrey Beers による「イタリアの邸宅」を模した内装が特徴のアルレッキーノなど、シェフ ブルーノ・バルビエリ監修メニューを提供。
営業: 朝食・昼食・夕食(部屋により営業時間帯が異なる)
大型ビュッフェ。姉妹船コスタ・トスカーナと同一ブランドで、パスタ・グリル・チーズ等のステーション制。
営業: 朝食・昼食・夕食
姉妹船コスタ・トスカーナと同一ブランドの有料ピッツェリア。手作りピザは1枚あたり約$10(≒€9)からとされる。
- マルゲリータ約€9(コスタクラブ会員割引あり)
- 変わり種ピザ(モッツァレラ・ディ・ブーファラ等)約€15
Ángel León・Hélène Darroze・Bruno Barbieriら著名シェフが監修する、海をテーマにした船内最高峰のファインダイニング。姉妹船コスタ・トスカーナ(€49)より高めの€55設定。
- テイスティングメニュー(5皿、シェフ3名から1名を選択)€55
- 分子調理の特別皿(窒素を封じ込めたバブル仕立て)コース内
「シェフズ・テッパンヤキ」(前菜・メイン各2択)、「クラシック・テッパンヤキ」(お通し+紅ハタ/サーモン+イカ+鶏肉)、「ベジタリアン・テッパンヤキ」(豆腐照り焼き・お好み焼き)の3メニュー制。姉妹船より具体的なメニュー内容が確認できた。
- クラシック・テッパンヤキ(お通し+紅ハタorサーモン、イカ、鶏肉の鉄板焼き)コース制
- ベジタリアン・テッパンヤキ(季節野菜、豆腐の照り焼き、お好み焼き)コース制
姉妹船コスタ・トスカーナと同一ブランドの有料寿司店。ポケ丼メニューも併設される点が確認できた。
- 食べ放題プラン€15(姉妹船と同水準と推定)
- テイクアウェイボックス€10(同上)
毎日船内製造されるイタリア産ジェラートとチョコレートの専門店。ヌテラ・バーも併設。
- クレープ約€4(姉妹船と同水準と推定)
設備・アクティビティ
デッキ16のアクティビティデッキ。ウォータースライダーとスプラッシュゾーンを備える。
デッキ16に設置された高所ロープアスレチックとミニゴルフコース。姉妹船コスタ・トスカーナのデータでは確認できなかったコスタ・スメラルダ独自の設備。
複数の屋外プールを配置。姉妹船同様、上部デッキには大人専用プール・ソラリウムエリアも別途ある。
年齢別に「ミニ(3〜6歳)」「マキシ(7〜11歳)」に分かれる無料キッズクラブ。生後6か月〜6歳向けに親子で遊べる専用エリアも併設。
専任ナニーによる延長・個別保育サービス。姉妹船コスタ・トスカーナと同一のCosta共通プログラムと推定。
トリートメントルーム16室、スイングチェア付きタラソテラピープール、ハマム(トルコ式蒸し風呂)、ソルトルーム、本物の雪を使ったスノールームを備えるウェルネス施設。姉妹船コスタ・トスカーナ(治療室数不明・人工降雪)よりも詳細な仕様が確認できた。
Technogym製マシンを揃えたフィットネスジム。
スロットマシン・ブラックジャック・ルーレットなどを備えるカジノ。
デッキ3層吹き抜けのアトリウム兼シアター。LEDスクリーンで覆われた壁とドームを活かした演出を行う、姉妹船コスタ・トスカーナにも受け継がれた看板施設。
コロッセオより小規模なメインショーラウンジ。サンレモ音楽祭にちなむ名称で、劇場型ショーやレビューを上演する(姉妹船コスタ・トスカーナのデータには同名施設は確認されていない)。
船内複数箇所に点在するバー・ラウンジ。ドリンクは都度課金(姉妹船と同水準の標準バーメニューと推定)。
2019年12月にコスタ・スメラルダで世界初の「海上デザインミュージアム」として開設(姉妹船コスタ・トスカーナのCoDeミュージアムより先行するオリジナル版)。デッキ7、約500㎡、470点超の展示。ミラノ工科大学元教授マッテオ・ヴェルチェローニが監修し、デザイナー Adam D. Tihany が空間を設計。ヴェスパやランブレッタなど実物大の乗り物、著名な家具・ファッションを含む「イタリアが誇る逸品」がテーマ。
料金の見取り図
- 食事(主要レストラン)込み
- アルコール別料金
- チップ別料金
- Wi‑Fi別料金
- 専門レストラン別料金
- 寄港地観光別料金
基本運賃「マイ・クルーズ」(宿泊+フルボード食事+エンターテインメント込み)に、My Drinksドリンクパッケージを追加した上位プランがある(姉妹船コスタ・トスカーナと同一の運賃体系と推定)。
- 有料ドリンク(ビール1杯)約800円 / 生ビール€4.70(M)/€5.70(L)、瓶ビール33cl 各€4(姉妹船共通の標準バー価格と推定)
- 有料ソフトドリンク・水約400円 / コーラ等ソフトドリンク約€2.5
- 有料ドリンクパッケージMy Drinks(アルコール込み)約€35/日、ソフトのみのMy Soft Drinksは€27/日、アルコールパッケージは最大約€52/日という報告例もある。
- 有料Wi‑Fi航海通し購入プランあり(姉妹船コスタ・トスカーナと同水準と推定)
- 有料チップ(自動サービス料)1日 約1,700円
- 有料専門レストラン1名 約6,700円〜
- 有料ランドリーセルフランドリーはなし。アイテム単位課金が基本(姉妹船コスタ・トスカーナと同一のCosta共通ポリシーと推定)。
- 寄港地観光別・港による
※ 円は為替で変動する概算目安。各レストランのメニュー価格は船内通貨のまま表示。
子連れ・大人専用・実務情報
- ・スクォック・クラブ(キッズクラブ) — 年齢別に「ミニ(3〜6歳)」「マキシ(7〜11歳)」に分かれる無料キッズクラブ。生後6か月〜6歳向けに親子で遊べる専用エリアも併設。
- ・ベビークラブ(ナニーサービス) — 専任ナニーによる延長・個別保育サービス。姉妹船コスタ・トスカーナと同一のCosta共通プログラムと推定。
- ・カジノ — スロットマシン・ブラックジャック・ルーレットなどを備えるカジノ。
- 船内通貨
- EUR
- チップ
- サービスチャージ(グラチュイティ)は運賃には含まれず、乗船後にオンボードアカウントへ1泊あたりの定額が自動加算される仕組み。運賃タイプ(Basic/Comfort系/Deluxe)を問わず全船・全客に一律適用され、ゲスト側で任意に減額・削除することは想定されていない。
- 支払い
- 船内キャッシュレス
- コンセント
- 客室にはEU式(丸2ピン)コンセントが最低1口は標準装備。船・客室グレードによっては北米式Aタイプの併設もあるが保証はなく、USBポートの有無も船齢・グレード次第でばらつきがあり一律には言えない。 / 220V中心(船により110-220V/60Hz対応の混在あり)。日本の100V専用機器は変圧器なしでは使用できない可能性があるため要確認。
- ドレスコード
- 日中〜通常の夜は短パン・水着以外ならカジュアルで問題ない。年に数回設けられる「ガラナイト」だけスーツ・カクテルドレスなどフォーマル寄りの装いが推奨される、メリハリ型のドレスコード。 / ガラナイトの回数は航海日数に連動する目安があり、3〜4泊クルーズで1回、7泊で2回、10泊で3回程度。地中海クルーズでは1〜2回が一般的。
- 医療施設
- 医師・看護師が常駐する医務室があり、緊急時は24時間対応。受診・治療は無料ではなく都度オンボードアカウントへ課金される(旅行保険は窓口で直接使えず、後日費用請求する形が一般的)。Costa固有の正確な料金表は公開情報からは確認できなかった。
- 喫煙
- 客室内は全面禁煙。屋外の指定喫煙エリアに加え、他社では珍しく客室バルコニーでの喫煙も許可されている(防風灰皿を設置)。葉巻専用ラウンジもあり。電子タバコは喫煙エリアだけでなく客室内でも使用可という点も他社と異なる。
- 持ち込み
- 乗船時・寄港地を問わず酒類の持ち込みは原則禁止で、X線検査で見つかると航海終了まで没収される。事前申請の上で許可されたワイン・シャンパンに限り持ち込み可能な場合があり、その際は1本あたり€10のコルク代が課される。寄港地や船内免税店で購入した酒類も航海終了まで保管(実質没収)扱いとなる。
- 携帯・通信
- EU域内の「ローミング無料」規制は寄港地など陸上でのみ有効。洋上で船の海事通信網(マリタイムネットワーク)に接続すると規制対象外の高額な洋上ローミング料金(通話・データとも通常より大幅に高い)が発生するため、洋上ではスマホをオフライン・機内モードにし、Costaの船内Wi-FiパッケージやeSIMを使うのが実務上の定石。
- 日本語対応
- スタッフ なしメニュー なしアナウンス なし
乗船・雰囲気・リンク
- 日本発着: なし
- 母港: サヴォーナ(イタリア)
- 発着港: サヴォーナ・マルセイユ(フランス)・バルセロナ(スペイン)・チュニス(チュニジア)・パレルモ(シチリア島)・チヴィタヴェッキア(イタリア、ローマの玄関港)
- 全世代向け
- 「イタリアが誇る逸品(Italy's Finest)」をテーマに、著名デザイナー Adam D. Tihany が手掛けたラグジュアリー感のあるイタリアン・デザインが特徴。サルデーニャ島の高級リゾート地「コスタ・スメラルダ(エメラルド海岸)」の名を冠し、姉妹船コスタ・トスカーナ(トスカーナ地方がテーマ)よりも洗練された“ドルチェヴィータ”的な雰囲気を打ち出す。地中海クルーズを主体とするが、冬季には中東(UAE等)方面にも配船してきた実績がある(2026-2027年冬季は中東配船なしと発表済み)。
- イタリア・フランス・スペインなど南欧系の家族連れ・カップルが中心。日本語対応や和食提供のない欧州仕様が基本な点は姉妹船と共通。
LNG(液化天然ガス)を燃料とするデュアルフューエルエンジンを搭載し、2019年12月就航時点で「世界で2隻目、大手クルーズ会社として世界初の完全LNG推進クルーズ船」として登場した(姉妹船コスタ・トスカーナより先行するコスタ初のLNG船)。従来の重油燃料と比べて硫黄酸化物をほぼゼロに、粒子状物質・窒素酸化物・CO2排出も大幅に削減する設計。
この船のキャラクター
- ・家族旅行
- ・初めてのクルーズ
- ・エンタメ重視
- ・静かな大人だけの船旅
- ・日本語サポート必須の人
この船で行ける航海
- https://www.costacruises.com/fleet/smeralda.html
- https://cruiseindustrynews.com/cruise-news/2025/06/costa-cruises-reveals-2026-27-deployment/
- https://cruise-arabia.com/2025/06/22/costa-cruises-to-homeport-costa-smeralda-in-dubai-for-2026-27-winter-cruise-season/
- https://en.wikipedia.org/wiki/Costa_Smeralda_(ship)
- https://en.wikipedia.org/wiki/Excellence-class_cruise_ship
- https://blog.cruise.com/2025/05/06/lng-powered-largest-costas-ship-smeralda/
- https://www.cruisingjournal.com/en/cruise-guide/on-board-dining/teppanyaki-experience-on-costa-smeralda
- https://reportergourmet.com/en/news/5583-archipelago-3-top-chefs-in-one-restaurant-the-fine-dining-experience-on-costa-cruises
- https://www.cruisebooking.com/ships/costa-smeralda/dining
- https://porthole.com/mangia-mangia-on-costa-smeralda/
- https://www.cruisenation.com/cruise-lines/costa-cruises/costa-smeralda
- https://www.planetcruise.com/en/costa-smeralda
- + ほか 14 件の出典