Costa Serena
Concordia class ・ 2021年改装 ・ その他
2007年就航のコンコルディア級で、古代ローマ神話をモチーフにした内装を持つ。2026年は東京発ブエノスアイレス着という65泊の長距離航海を実施し、その後は南米シーズンに合流。2027年春には地中海へ戻る予定で、艦隊の中では長距離・リポジショニング航路を担う役回りが多い。
一目で比較
客室(ランク別)
| 客室 | 広さ | 定員・ベッド | 特徴 |
|---|---|---|---|
インテリア(内側)キャビン クラシック/プレミアム 窓のない最も手頃なグレードで全592室。標準は約14㎡、スパ提携タイプは約12㎡。2025年11月の改装で全客室が刷新された。 592室 ・ デッキ1・2・6〜10 | 12–14㎡ | 最大4名 コンバーチブルツインベッド、プルマン式上段ベッドで増員対応 | |
スタジオ シングルキャビン(ソロ専用) 1人利用専用の小型キャビンで12室のみ。2名分運賃の割増なしで乗船できるが数が少なく早期に埋まりやすい。 12室 ・ デッキ1・2・6・7・10 | 12–18㎡ | 1名専用 シングルベッド1台、専用バスルーム付き | 1人向け |
オーシャンビュー(窓付き)キャビン クラシック/プレミアム 開閉できない窓が付く全321室。低層デッキ中心で揺れが少なく、アジア発着の短期クルーズでは人気の価格帯。 321室 ・ デッキ1・2・6・7・9・11 | 16–20㎡ | 最大4名 コンバーチブルツインベッド、プルマン式上段ベッドで増員対応 | 窓 |
バルコニー付きキャビン クラシック/プレミアム 最多の524室で、船全体の約40%がバルコニー付き。バルコニーはクラシック約3㎡、プレミアム約5㎡。船内154室の接続キャビンの多くがこのグレード。 524室 ・ デッキ6〜10 | 17㎡ | 最大4名 コンバーチブルツインベッド+ソファベッド | バルコニー連結可 |
ミニスイート/バルコニースイート ミニスイート18室(17〜21㎡、バルコニー6〜7㎡)とバルコニースイート42室(26㎡、バルコニー6㎡)を合わせた中間グレード。2025年の改装でスイート類は内装が刷新された。 60室 ・ デッキ6〜10 | 17–26㎡ | ミニスイート2名、バルコニースイート3名 コンバーチブルツインベッド+ソファベッド | バルコニー |
グランドスイート 船内最上位で10室のみ。約32㎡+バルコニー8〜11㎡、ドレッシングルームとジャグジー付きバスルームを備える。 10室 ・ デッキ7(中央)・デッキ10(前方) | 32㎡ | 最大4名 コンバーチブルツインベッド+ダブルソファベッド | バルコニーコンシェルジュ |
※ 公式・信頼できる情報に基づく概算。実際の客室は船・カテゴリ・時期で異なります。
ダイニング
2会場制のメインダイニング。ヴェスタは船首側の2層会場、ケレスは船尾側で夕食は時間指定の固定席制。
営業: 朝食・昼食・夕食(ケレスは夕食が時間指定の固定席)
リドデッキのセルフサービス会場。アジア配船に合わせて中華・アジア系メニューが手厚い。
営業: 朝食・昼食・軽食・夕食
スイートグレード宿泊者専用の少人数レストラン。追加料金なしで利用できる。
営業: 朝食・夕食(スイート宿泊者専用)
2025年11月の改装で新設された、ミシュラン星付きシェフ監修メニューを供する看板スペシャルティ・レストラン。
- ミシュラン星付きシェフ監修の5品コース(前菜・パスタ・メイン・デザート)コース内
トスカーナのビステッカを看板にするステーキ専門のスペシャルティ・レストラン。改装で船尾側の新フードコートエリアに再編された。
- フィオレンティーナ風Tボーンステーキ
2025年11月の改装で新設された寿司専門店。握り・巻物・刺身を提供し、食べ放題プランにも対応する。日本人乗客には利用しやすい選択肢。
- カリフォルニアロール
- 握り・刺身の盛り合わせ
アジア配船に合わせて設けられたしゃぶしゃぶ専門の有料レストラン。価格は未確認。
- 薄切り肉と野菜のしゃぶしゃぶセット
アジア料理の麺類を1品ずつ注文できるカジュアルな有料店。価格は未確認。
- アジア各国の麺料理(ラーメン・フォー等)
2025年11月の改装で新設された窯焼きナポリピッツァの専門店。深夜まで営業する。
- マルゲリータ(窯焼き)
低カロリー・オーガニック志向のレストラン。船内103室あるスパ提携キャビンの宿泊者は追加料金なしで利用できる。
- スープ+パスタ+メインを選ぶ軽めのコースコース内
設備・アクティビティ
2つのジャグジーとスライド式ガラス屋根を備えるメインプール。天候を問わず利用できる。
可動屋根を備えるもう一つのプール。船内には計4つのプールと5つのジャグジーがある。
ジャグジーを併設した屋外プール&サンデッキエリア。
デッキ13〜14からデッキ11まで滑り降りる長いウォータースライダー。
小さな子供向けの浅いプールと水遊び設備。
ハマム(トルコ式風呂)・サウナ・各種トリートメントを備える2層のウェルネス施設。
16歳以上が利用できる有酸素・筋力トレーニングマシン中心のジム。
バレーボール・バスケットボール・フットサルができる多目的コート。
上部デッキを周回する屋外ジョギングトラック。
3層吹き抜けのメインシアター。ミュージカルやバラエティショーを毎晩上演する。
スロットマシンとテーブルゲームを備える船内カジノ。
2層構成のディスコ&ナイトクラブ。深夜まで営業する。
アトリウムのアポロ・グランバーやルナ・ラウンジなど、雰囲気の異なるバーが複数ある。
3〜6歳のミニクラブ、7〜11歳のマキシクラブ、ティーン向けプログラムを備える子供向け施設。
ビデオゲーム機を並べたアーケードコーナー。
免税のブランド品・化粧品・土産物を扱うショッピングエリア。
書籍コーナーと、船内の礼拝スペース(チャペル)。
料金の見取り図
- 食事(主要レストラン)込み
- アルコール別料金
- チップ別料金
- Wi‑Fi別料金
- 専門レストラン別料金
- 寄港地観光別料金
基本運賃は客室・メインダイニング/ビュッフェの終日食事・ショー・日中アクティビティ込み(チャーター販売では旅行保険が付く場合もある)。ドリンク・Wi-Fi・サービス料・専門レストラン・寄港地観光は別払い。スイートグレードは専用レストランと飲料パッケージが付帯する。
- 有料ドリンク(ビール1杯)—
- 有料ドリンクパッケージアジア配船ではノンアルコール/アルコール込みの複数段階のドリンクパッケージが販売されるが、米ドル建ての確定価格は未確認。
- 有料Wi‑Fi$6〜$20/日の3段階のWi-Fiパッケージ(メッセージ中心の低価格プランから、動画も見られる上位プランまで)。
- 有料チップ(自動サービス料)1日 約2,500円
- 有料ランドリーセルフランドリーはなく、アイテム単位の有料ランドリーサービス。価格は未確認。
- 寄港地観光寄港地観光は別料金。日本・台湾・韓国の各寄港地でコスタ主催のオプショナルツアーが用意される。
※ 円は為替で変動する概算目安。各レストランのメニュー価格は船内通貨のまま表示。
子連れ・大人専用・実務情報
- ・トボガ(ウォータースライダー) — デッキ13〜14からデッキ11まで滑り降りる長いウォータースライダー。
- ・リド・スクォック(子供用アクアパーク) — 小さな子供向けの浅いプールと水遊び設備。
- ・スクォック・クラブ&ティーンズゾーン — 3〜6歳のミニクラブ、7〜11歳のマキシクラブ、ティーン向けプログラムを備える子供向け施設。
- ・ゲームアーケード — ビデオゲーム機を並べたアーケードコーナー。
- ・カジノ・ジャーノ — スロットマシンとテーブルゲームを備える船内カジノ。
- 船内通貨
- EUR
- チップ
- サービスチャージ(グラチュイティ)は運賃には含まれず、乗船後にオンボードアカウントへ1泊あたりの定額が自動加算される仕組み。運賃タイプ(Basic/Comfort系/Deluxe)を問わず全船・全客に一律適用され、ゲスト側で任意に減額・削除することは想定されていない。
- 支払い
- 船内キャッシュレス
- コンセント
- 客室にはEU式(丸2ピン)コンセントが最低1口は標準装備。船・客室グレードによっては北米式Aタイプの併設もあるが保証はなく、USBポートの有無も船齢・グレード次第でばらつきがあり一律には言えない。 / 220V中心(船により110-220V/60Hz対応の混在あり)。日本の100V専用機器は変圧器なしでは使用できない可能性があるため要確認。
- ドレスコード
- 日中〜通常の夜は短パン・水着以外ならカジュアルで問題ない。年に数回設けられる「ガラナイト」だけスーツ・カクテルドレスなどフォーマル寄りの装いが推奨される、メリハリ型のドレスコード。 / ガラナイトの回数は航海日数に連動する目安があり、3〜4泊クルーズで1回、7泊で2回、10泊で3回程度。地中海クルーズでは1〜2回が一般的。
- 医療施設
- 医師・看護師が常駐する医務室があり、緊急時は24時間対応。受診・治療は無料ではなく都度オンボードアカウントへ課金される(旅行保険は窓口で直接使えず、後日費用請求する形が一般的)。Costa固有の正確な料金表は公開情報からは確認できなかった。
- 喫煙
- 客室内は全面禁煙。屋外の指定喫煙エリアに加え、他社では珍しく客室バルコニーでの喫煙も許可されている(防風灰皿を設置)。葉巻専用ラウンジもあり。電子タバコは喫煙エリアだけでなく客室内でも使用可という点も他社と異なる。
- 持ち込み
- 乗船時・寄港地を問わず酒類の持ち込みは原則禁止で、X線検査で見つかると航海終了まで没収される。事前申請の上で許可されたワイン・シャンパンに限り持ち込み可能な場合があり、その際は1本あたり€10のコルク代が課される。寄港地や船内免税店で購入した酒類も航海終了まで保管(実質没収)扱いとなる。
- 携帯・通信
- EU域内の「ローミング無料」規制は寄港地など陸上でのみ有効。洋上で船の海事通信網(マリタイムネットワーク)に接続すると規制対象外の高額な洋上ローミング料金(通話・データとも通常より大幅に高い)が発生するため、洋上ではスマホをオフライン・機内モードにし、Costaの船内Wi-FiパッケージやeSIMを使うのが実務上の定石。
- 日本語対応
- スタッフ なしメニュー なしアナウンス なし
乗船・雰囲気・リンク
- 日本発着: あり
- 母港: マニラ(フィリピン、2026年のチャーター配船拠点)・基隆(台湾)・横浜/東京(2026年10月の日本発着航海)・サヴォーナ(イタリア、2027年4月以降の地中海復帰先)
- 発着港: マニラ(フィリピン)・基隆(台湾)・高雄(台湾)・横浜(日本)・東京(日本)・那覇(日本)・福岡(日本)
- 全世代向け
- 2007年就航のコンコルディア級で、同級では現存最古の船。2015年以降アジアに配船され、2025年11月に中国・深圳で大規模改装を受けてフードコート型のダイニングエリアと全客室の刷新が行われた。2026年はマニラを拠点に沖縄・九州・台湾・済州島を巡る短期クルーズが中心で、10月には横浜発・東京着の日本発着航海と、東京発ブエノスアイレス行きの66日間グローバル航海が設定されている。デッキ名は黄道十二星座にちなみ、船内は約5,990点のアート作品で彩られている。
- アジア配船のため、フィリピン・台湾・中国・韓国など東アジア/東南アジアの乗客が中心。船内公用語は英語+配船先の言語で、寿司・しゃぶしゃぶ・ヌードルバーなどアジア系の食事は充実している。日本語スタッフ常駐や日本語アナウンスの有無は未確認。
2007年就航のディーゼル・エレクトリック推進船で、LNG等の次世代燃料は採用していない(コスタのLNG船はコスタ・スメラルダ以降)。2025年11月の改装では内装刷新と設備更新が中心で、推進系の脱炭素改修は確認できなかった。
この船のキャラクター
- ・南米シーズン
- ・長期リポジショニング航路
- ・価格重視
- ・最新船を求める人
- ・短期の気軽な旅
この船で行ける航海
- https://www.costacruises.com/fleet/serena.html
- https://cruiseindustrynews.com/cruise-news/2025/06/costa-cruises-reveals-2026-27-deployment/
- https://www.travelandtourworld.com/news/article/costa-cruises-unveils-2026-2027-south-america-cruise-season-across-brazil-argentina-and-uruguay/
- https://en.wikipedia.org/wiki/Costa_Serena
- https://www.cruisedeckplans.com/ships/Costa-Serena
- https://www.thepoortraveler.net/costa-serena/